お料理カルト

美味しい料理とは何かを探す料理狂の備忘録

調理の片付け方

料理が好きな男性は増えてきているが、とかく聞くのが片付けができないということ。
片付けできないがゆえに、奥様をはじめとした女性から嫌がられたりする。

自分も昔は片付けが苦手だったのだが、厨房で働いたときに、
先輩から考え方を教えてもらい片付け方が上手になった。


料理を趣味にするためにも料理の片付けをマスターしていただきたいと思う。


○使ったものは元の場所に戻す。
まず、時間があまり重要視されない工程では
片付けまで含めて1工程と考えるのが大事。例えば、

1.ソースを作る
2.フライパンで焼いて、ソースを絡める。

という工程があった場合、まず「ソースを作る」ために醤油とか砂糖とかオイスターソースとかを出して作ることになると思う。
さらに、大さじ/小さじ、測り、ボウルなども使うだろう。その場合、ソースを作り終わった時点で

・調味料は規定の場所に戻す。
・使った測りなどは規定の場所に戻す。
・使ったサジなどは洗って洗いカゴに入れる。

までをやってから2のステップに行くようにしよう。
「次の工程で「塩」使うから、そのままにしておこうかなー。」
という気になる気持ちはわかるが作業スペースは有限なので、
こまめに元の場所に片付けた方が結果、効率が上がる。
常に元の場所に戻すを意識しよう。


○台拭きを活用しまくる
キッチンを衛生的に保つためにも台拭きは超大事アイテムだ。
作業工程の隙間ができたら、台拭きでキッチン台を拭く。
火にかけてる間、少し時間ができたらキッチン台を拭く。
切り物が終わったらキッチン台を拭く。
飛び跳ねを見つけたらキッチン台を拭く。

とにかく、拭いて拭いて拭きまくるのをお勧めしたい。
汚れがきれいなツールや食材に着くことを避けることで、効率も上がる。


○洗ったものは拭いて棚に戻す
洗い物が干しカゴにパンパンに入っていると、置く場所がなくなり効率がわるい。
水滴が切れるまで放置したい気持ちはわかるが、さっさと拭いて戻した方が効率が良い。
食洗機などを使っている場合も同様。
洗い物などの作業を行ったあとの置き先を確保してから洗い物を始める方が効率的だ。


○空き時間を考えて行動する。
例えば、お湯を沸かすまで5分暇になったとする。
その場合、5分間で何ができるかを考えて行動すると料理がうまくなる。
例えば、5分あればタレを合わせるくらいのことができるし、
別の野菜をレンジにセットしたり、野菜を切ったりすることもできる。
では、ニンニクが香り出るまで1分であればどうか?
シンクに溜まった食器を洗ったり、皿を拭いたりできるだろう。
こうやって、工程の空き時間を別のことに使えるようになろう。